【50代夫婦旅行】岐阜一泊旅行、白川郷、飛騨高山光ミュージアム、オーベルジュ玄珠

夫婦おとな旅、一泊で十分楽しめるゆったり旅行に岐阜県へ行ってきました。情緒たっぷりな観光、適度な散歩と美術鑑賞を楽しみ、新しいオーベルジュに宿泊のグルメ堪能の旅でした。子育ても一段落し、出産以来初めての夫婦ふたり旅なので、これぐらいのゆったり旅がちょうどよかったです。

目次

世界遺産 白川郷 合掌造り集落

合掌造り集落がユネスコの世界遺産に登録され、日本の原風景、「にほん昔話」に出てきそうな農村風景、建物、景観を観光できる場所です。人生二度目の白川郷、30年前の前回と変わらぬ風景を目の当たりにし、記憶が蘇ってくるほど、感動しました。

国指定重要文化財 和田家

和田家は、最大級クラスの合掌造りで、国指定重要文化財です。歳を重ねてから同じ場所を訪れると、感じるものも違い感慨深いです。前回はおそらく素通りしたであろう説明書きもしっかり読みました。入場料は一人300円で体験させていただくことができ感謝です。

飛騨牛にぎり 飛騨の至福

お勉強した後は、お楽しみのグルメです。岐阜と言えば、飛騨牛!ということで、こちらの「飛騨の至福」をテイクアウトで、合掌造りを眺めながらいただきました。夕食はホテルのごちそうが待ってるので、これと飛騨牛ミンチカツをいただいてランチは終了。

MAME

お皿も軽いおせんべいで食べられます!
美味しいかった〜

萩町城跡展望台

腹ごしらえ後は、お散歩です。世界遺産、白川郷全体を見渡すために、外せない絶景のビュースポットまで、緩い坂を登ります。白川郷へ行くときは、ローヒールやスニーカーが必須です。シャトルバスもありますが、歩いて登り、少々息が切れた後の絶景!素晴らしかったです。どこを撮ってもいい感じ。

MAME

お宿に行く前にもう一箇所寄ります〜

飛騨高山 光ミュージアム

着いてびっくり!エントランスから壮大さに驚き、館内も豪華で天井が高いってもんではございません。しばし口を開けて眺めてしまうほどです。写真のように中央に広場があり、周りに展示室があります。

訪れたときは歌川広重の企画展でしたが、見ごたえたっぷり、所蔵のコレクションも日本画、西洋画幅広く、ゆったりとした空間で時間が許せば何周も鑑賞していたい美術館でした。

真ん中の広場では光と音の演出タイムもあり非日常空間で、何時間でも楽しめます。これだけ楽しめて入場料900円、大満足です。

MAME

光ミュージアムのホームページを携帯で表示して受付で見せれば、
700円に割引してくれるよ〜

2020年8月オープン オーベルジュ玄珠

2020年8月オープン、「オーベルジュ玄珠」に宿泊しました。「玄珠」は「げんじゅ」と読みます。客室は15室。場所は飛騨清見・大原で白川郷や飛騨高山、郡山八幡・下呂の真ん中くらいでしょうか。

建築家 遠藤秀平さんによる設計で、鉄板を波形に加工したコルゲート鋼板によるドーム型建築のホテルです。経年変化していく赤錆で素地仕上げされ、風雪に耐え、積雪に対応する構造とのこと。外から眺めると自然の中に溶け込みつつ個性的な外観でした。館内は、飛騨地方の杉と檜が使われ、壁はモルタル仕上げで、シンプルなのに温かみもあってなんともおしゃれな空間でした。

コンフォートツイン

急に思い立って予約したのでお部屋は一択でした。ツインベッドにシンプルな家具、テレビもなく、オーベルジュだけにお食事メインというかんじでしょうか。お風呂とトイレがガラスで丸見えなので、長年連れ添ってきた夫婦でもちょっと躊躇しました。夕食後は、お腹いっぱいで、たくさん歩いて疲れもあり、早めに就寝なので、これくらいシンプルでも問題ありませんでした。

夕食

今回の旅のメインイベントはオーベルジュの夕食!飛騨清見地方ならではの食材。すっぽんや熊肉、天然鰻などの旬の郷土料理です。

すっぽんの茶碗蒸しは、普通の茶碗蒸しとは全く違う濃厚な味でした。焼きすっぽんも香ばしく美味でした。そして、熊鍋、人生で初めての「熊」を食しました。これが、美味しい!感動の美味しさで、牛豚鶏でなくこれからは肉は熊がいい!そう思いました。臭みもまったくなく、脂多めの肉が苦手な私たちにはピッタリの食感お味でした。雑炊ももちろん絶品で、少食ぎみの私は大食漢の夫にいつも食べられない分をあげていたのにこの日はほぼ完食、堪能しました。どのお料理も私達の好みで素晴らしかったです。器も年代物のようで、目も楽しませていただきました。

朝食

普段私は朝食を食べないのですが、久しぶりにいただきました。夕食があんなに美味しかったんですもの食べないわけには行きません。期待を裏切らないいいお味で、体に染み渡るような幸せな朝食でした。

雨模様で朝食後の散歩はあいにくできず、残念でした。隣に「道の駅パスカル清見」があったので、お土産を購入し、帰路につきました。

数年後に再訪し、経年変化した鉄板ドームの外観と美味しいすっぽんと熊肉お食事を楽しみたいと思っています。次回はお天気に恵まれますように!

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